ドラナビ編集長のナビ男です。
今回は『ストロベリーナイトサーガ』特集第5弾!原作者についてフォーカスします。
- 『ストロベリーナイトサーガ』の原作者ってどんな人物なの?
- 『ストロベリーナイトサーガ』の他にどんな作品を書いてる?
- 『ストロベリーナイトサーガ』の他に映像化された作品はある?
…といったことをカンタンに解説します。
この記事を読めば、原作者の意外な過去などが分かるためきっと興味が深まるはず。
また、『ストロベリーナイトサーガ』以外にも面白い作品に出会えると思います。
「『ストロベリーナイトサーガ』が面白い」と思っている方に必見ですよ!
『ストロベリーナイトサーガ』特集/原作者のプロフィール
意外すぎる過去!原作者は元バンドマン
まずは『ストロベリーナイトサーガ』の原作者のプロフィールをご紹介します。
原作者の名前は誉田哲也。東京都出身で1969年8月18日生まれの現在50歳。
中・高・大一貫の学習院にて通っていたため、実家はかなり裕福だったかのかもしれません。
雑誌のインタビューによると、学生時代はバイトと音楽に明け暮れる日々だったのだそう。
当時は小説家を目指していたワケではなく、プロのミュージシャンを目指していたとのこと。
インタビュー記事では、当時をこのように振り返っていました(笑)なんか意外ですよね。
今思えば甘かったんですが、いい音楽を地道にやっていれば、白馬に乗ったプロデューサーがやって来て、僕たちをメジャーの舞台に引き上げてくれると信じていたんですよ。いや、本当に(笑)。
まさかの理由で原作者は音楽の道を諦める
ミュージシャンを夢見た原作者ですが、30歳のときあるアーティストを知り夢を諦めます。
それが椎名林檎。曲によってテイストをガラリと変える彼女の音楽性やキャラクターに圧倒。
学生時代から努力してきた自負はあったものの、その凄さに打ちのめされたのだとか。
そして、プロのミュージシャンになることを諦め、小説家の道を歩むようになったとのこと。
ただ、はじめから小説家を目指していたワケではなかったそうです。
最初は格闘技の専門サイトのライターをしたそうですが、それでは食っていけないと実感。
せっかく文章を書くなら小説家になろうと決めて、それから数年後にデビューしたそうです。
『ストロベリーナイトサーガ』の原作者・誉田さんの過去を知ると面白いですよね。
紆余曲折を経て小説家になったということが分かります。
さて、そんな原作者・誉田哲也さんはどんな小説をこれまで書いたのでしょうか。
次は原作者の代表作を紹介します。
『ストロベリーナイトサーガ』特集/原作者の代表作品とは
原作者の代表作は警察小説
原作者・誉田哲也さんが手がけた小説は多くありますが、代表作は大きく2つです。
一つは『ストロベリーナイトサーガ』の原作である『姫川玲子シリーズ』。
もう一つは、こちらもドラマ化されたことのある小説『ジウシリーズ』。
どちらも主人公の警察官が様々な難事件を解決する警察小説です。
これまでに『姫川玲子シリーズ』『ジウシリーズ』ともに8作品が発表されています。
もともと主人公が異なりますが、コラボ企画で世界観が融合した作品も2つ発表されました。
原作者の作風は好みが分かれる
ちなみに原作者の代表作である2つのシリーズは警察小説という以外にも共通点があります。
それが、描写がグロい点。原作小説の中で描かれる事件はかなりの割合で残虐なんです…。
例えば、『姫川玲子シリーズ』の『ブルーマーダー』という小説で描かれた連続殺人事件。
青い覆面を被った正体不明の人物が暴力団や半グレのメンバーを次々と殺していきます。
実際にこの小説を読んだのですが、その殺害描写がとにかくグロいんです。
犯行用に作った特注のハンマーで相手の鎖骨を粉砕し、身動きが取れない状態にするんです。
その上で腕で肩や脚をハンマーで殴りつけて、すべての骨を粉々してしまうんですよね…。
原作小説ではその描写が生々しく、読んでいて鎖骨のあたりが何故かムズムズしたほど。
『ジウ』も同じようにグロい描写があります。
もちろん、各人物や事件の背景は丁寧に書かれており、リアリティーも追求されています。
そのあたりも作風としての共通点はありますが、それでも目立つのはグロさだと思いますね。
『ストロベリーナイトサーガ』特集/原作者の意外な作品
原作者はスポ根小説も書いている
原作者の代表作はスリル満点の警察小説。ですが、全く毛色の異なる作品も手がけています。
それが『武士道シックスティーン』という小説。
こちらは『姫川玲子シリーズ』などの世界観や作風とは全く異なるスポ根の作品です。
主人公は青春を剣道にかける2人の女子高生。
勝ち負けに拘る香織と剣道を楽しむことをモットーにしている早苗の成長を描く話です。
シリーズ化されており、4作品が発表されています。
ちなみに、こちらは成海璃子と北乃きいのW主演で映画化もされていました。
原作者の誉田哲也さんは警察小説が有名ですが、スポ根系の小説も書くって意外ですよね。
作風の異なる小説を創れる感じは音楽の夢を諦めるきっかけとなった椎名林檎と似ています。
もしかしたら、椎名林檎さんの影響が実はあるのかもしれませんね。
この記事で紹介した誉田哲也の作品も『ストロベリーナイトサーガ』と同様に面白いです。
よかったらこれを機に手を取ってみたらいかがでしょうか。
以上、『ストロベリーナイトサーガ』の原作者特集でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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