完成度の高いストーリー…。映画のような雰囲気のある画…。そして、物語をより上質なものに仕上げるJazzyな音楽…。
すべてにおいて完成度が高すぎるドラマ『dele(ディーリー)』は、今季最高のドラマではないでしょうか。ドラナビ編集長のこの私、ドラ吉ナビ男もドハマリしています。
今回は『dele(ディーリー)』特集第3弾!物語をより上質な作品へと昇華させている音楽に注目。あの雰囲気のあるJazzyな音楽は誰が作っているのでしょうか。
『dele(ディーリー)』ドラマ特集/音楽もセンスが良すぎると話題に
冒頭でも言っちゃっいましたけど、ほんとこの『dele(ディーリー)』ってドラマは最高。ストーリーが良い!カメラワークも良い!!!そして、音楽も最高に良い!!!!
私と同じような感想を持っている視聴者が多いようですね。例えば、ドラマ『dele(ディーリー)』の音楽に関して、Twitterではこんなつぶやきがありました。
劇伴が素晴らしい。
サントラ盤出たら買います! #dele— Samaya (@Smd2321_hbrgok) August 11, 2018
dele初めて見た。1,2話は見てなくて、3話から。
深い色味の映像と音楽が映画みたい。ストーリーもおもしろい。個人的に余さん大好きで、この回を見られてよかったと思った。#dele— そよ (@soyos_) August 12, 2018
今期ドラマdele、ものすごいクオリティ。
質感、色合い、音楽、ストーリー、キャスト、どれをとっても最高すぎて一話一話が映画のよう。
山田が出てるから観よーって軽率に録画したけどこりゃすげぇ。テレ朝すげえなぁ…
途中からでも間に合うから観て。#dele#ディーリー— かなけだま (@candy220527) August 12, 2018
ほんと皆さんが言っていることすごく分かります!「ドラナビ用のTwitterアカウント作ったらすべてフォローさせてください!」って思えるくらい同感なんですよね。
さて、そんな視聴者を魅了するドラマ『dele(ディーリー)』の音楽を作っている人物に迫りましょう。同作の音楽を作っているのは、岩崎太整とDJ MITSU THE BEATSのお2人です。
ドラマ『dele(ディーリー)』の音楽の創り手、岩崎太整。
(画像引用:http://taisei-iwasaki.com)
岩崎太整さんは、アニメから映画まで数多くの話題作の音楽を手掛ける人物。今回この記事を書くにあたって自分は初めて知りましたが、意外なことに手がけた作品は知っていました。
例えば、映画なら森山未來の主演映画『モテキ』や人気アニメの実写映画『GHOST IN THE SHELL』。アニメなら『血界戦線』とか。
『血界戦線』の音楽ってけっこうカッコよくて、ポップやジャズ、おそらくラテンの要素もあるオシャレな音楽なんですよね。
ドラマ『dele(ディーリー)』と通じる雰囲気があるんです。例えば、『血界戦線』のサントラの2曲目の『Footloose』は『dele(ディーリー)』に流れもいいくらい。
※『血界戦線』のサントラですが、こちらはアメリカのApple Musicで配信されているため、まるごと聴きたいとなった場合は、アカウントの国の設定を変えてください。
ドラマ『dele(ディーリー)』の音楽の創り手はDJ MITSU THE BEAT
(画像引用:http://taisei-iwasaki.com/、https://www.arban-mag.com/article/3788)
この方も今回の記事を書くにあたって初めて知った人物。調べると、『GAGLE』というヒップホップユニットのメンバーで、音楽プロデューサーやDJを行なっているようです。
アルバムもすでに複数枚ほど出しているそうで、例えば、フェンダーローズと呼ばれる電子ピアノをテーマにした音楽を作ったりしていました。
ちなみに、最新のアルバムは2018年にリリースされた『turn table』。2年の歳月を費やして作ったアルバムだそうで、歌の入らない楽器だけの演奏だけの作り。
このアルバムは、徳島で採取した生活の営みの音をサンプリングして作ったそうで、例えば、空港の音、飛行機のアナウンス、小鳥のさえずり、踏切の警告音などを用いているそうです。
Apple MUSICで、『turn table』を聴いたんですが、一曲目は、バイオリン(きっと)が奏でるメロディに、徳島に向かう飛行機のアナウンスなどが織り交ぜられており、不思議な感じ。
5曲目の『Saltation』はウッドベースにハウスなテンポを持ち合わせたメロディでオシャレな曲でした。ドラマ『dele(ディーリー)』で流れても全く違和感がありません!
dele(ディーリー)ドラマ特集/サントラが出るまで彼らの音楽で楽しもう
音楽には詳しくないんですが、この記事を書くにあたって、2人が手がけた音楽を聴くと、そこには、ドラマ『dele(ディーリー)』の音楽の源流があるような気がしました。
ドラマ『dele(ディーリー)』の音楽にハマった方なら、彼らの音楽にもきっとハマるはず。事実ボクは、『turn table』にどハマり中で、曲を聴きながらこの記事を書いてます(笑)。
ドラマ『dele(ディーリー)』のサウンドトラックは恐らく発売されると思いますが、そのタイミングは、往々にしてドラマの放送が終わる頃だと思うんですよね。
だから、もし、ドラマ『dele(ディーリー)』の世界観を今スグ音楽で感じたいなら、岩崎太整やDJ MITSU THE BEATSが手がけた音楽を聴くといいと思います。
岩崎太整が手がけた『血界戦線』やDJ MITSU THE BEATSが手がけた『turn table』のApple Musicの視聴リンクを貼ったので、よかったらサンプル視聴してみてください。
目を閉じてこの音楽を聞けば、あなたの頭の中で、ドラマ『dele(ディーリー)』の世界観が広がるはずです。ほら、裕太郎と圭司が歩いているのが見えてきませんか?
以上、ドラナビでした。
コメント