ドラマ『3年A組』は日テレオリジナル作品。ですが、「『3年A組』と似ている!」と話題の小説があるのをご存知ですか?
実際にその小説を読んでみると似ている点が多い作品でした。ある意味“原作本”と言ってもいいかもしれません。
今回は似てると話題の小説についてちょっと語っちゃいます。とりあえずラストが衝撃的だった。
『3年A組』ファンなら今後の展開予想にヒントにもなるかもしれませんので、要チェックですよ!
『3年A組』の原作本?似てる話題の小説があった!
今夜で3話目を迎えるドラマ『3年A組』。日曜の夜は月曜のことを考えて憂鬱になるんですが、このドラマのおかげで憂鬱さが薄れていますw
影山が自らの命を絶った原因が徐々に明かされているものの、物語は始まったばかり。ラストまで目が離せません。
そうした中、ネット上では「『3年A組』と設定が似てる」と話題の小説があるんです。それが『そして粛清の扉を』という本。
2008年に発売された黒部洋という方が書いたホラーサスペンス小説です。
ほぼ原作本!『3年A組』のストーリーと確かに似てる
実際に読んでみたのですが、確かに似ているところがたくさんありました。『3年A組』と『そして粛清の扉を』とで似ている点はこんな感じ。
- 主人公は高校生の担任教師。ぱっとしない先生だった。
- 物語は卒業間近の生徒を人質にとるところから始まる。
- 冴えないキャラと思いきや高い戦闘能力を持っていた。
主人公は目的のためなら、生徒の殺害も躊躇なく行なう。- ある人物の「死」をきっかけに生徒を人質にとった。
- メディアを積極的に活用していく。
異なる点も当然あります。小説だと主人公は中年の女教師ですし、立てこもりのきっかけは、一人娘を殺した相手への復讐でした。
が、「高校教師が卒業式の間際に担当クラスの生徒たちを人質にとって殺していく」っていう大枠のストーリーは同じです。
同小説が『3年A組』に影響を与えた可能性もゼロではないでしょう。ある意味『3年A組』の原作本と言ってもいいかもしれません。
※『3年A組』では殺されていたと思われた生徒は実は生存していることが判明しました。そのため「生徒を殺す」という類似性は消えましたね。
ただ「教師がある目的のために生徒を人質にとる」という図式は同じ。そのため、今も『3年A組』の原作本と言える作品だと思います。
『3年A組』のほぼ原作本。ラストまで驚きの連続
『3年A組』のほぼ原作本とも言える同小説。読んでみると、最初からラストまで驚きの連続でページが進む進む。あらすじは、こんな感じです。
卒業式を翌日に控えた高校で、突如として発生した学校ジャック事件。
武器を手に生徒を人質にとったのは、普段は目立たない中年女性教諭だった。
彼女の周到に練られた計画と驚くべき戦闘力は、対峙した警視庁捜査第1課の精鋭「特警班」さえをも翻弄する。
焦燥し、混乱する警察、保護者を前に、一人また一人と犠牲者が…。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784101165615
ラストまで面白い!『3年A組』の原作本のここがスゴイ
同作品がホラーサスペンスというジャンルもあって描写がグロいんです。
たてついた生徒の喉仏をサバイバルナイフで掻っ切ったり…。銃で無慈悲に額に穴をあけていったり。
しかも、殺した生徒の遺体は立て籠もった教室の窓が捨てる始末。小説だから、グロい映像を想像することになるから、なんか映像で見るよりイヤでしたw
描写の話もそうですが、ストーリー展開も衝撃的でした。というのも、犯行の動機は娘を殺した不良少年への報復(粛清)だったんです。
もともと主人公が受け持つクラスの生徒は主人公の言葉を借りるなら、人間のクズ。強盗、放火、窃盗、売春、ヤクの売買などを行なっていた連中でした。
主人公はそんな生徒たちの教師をしていてずっとそんな暴虐無人な子どもたちのことを我慢していた。
ただ、同じような人間のクズに娘を殺されてしまってな主人公の何かが壊れ、卒業間近のクラス生徒たちに報復することを決意するんです。
法律や倫理を無視する自分だけのルールで動く子どもたちの理屈を自分も用いて法律で裁かないなら私が裁いてやるってカンジで。
そのため、とにかく生徒に容赦がない。淡々と粛清をしていきます。殺害する前または殺害した後に、生徒たちの悪行をクラスの前で詳細に話すんですよね。
そして最後に「…のため、こちらで緊急措置を取りました」と業務報告のように言うんですよね。淡々とこなす主人公は恐ろしかったです。
ラストに近づくにつれてエグさは加速。人質になった生徒の親に身代金を要求するんですが、用意できなかった親がいたら、まずはその生徒を殺すんです。
もともとクラス全員を殺す気なのですが、わざわざ「あなた方は親にも見捨てられたんですね。かわいそうに」って言うんですよね。あれはエグかった…。
『3年A組』の原作本とも言える作品、ラストからはかなり衝撃的
ラストに近づくと、主人公の娘を殺した不良たちはクラスの中にいるのではなく、罪を逃れどこかに潜伏していることが明らかになりました。
そして、事件で集まったマスメディアに向けて、潜伏している彼の素性をテレビで公にして、見つけ出した人には身代金を賞金として渡すって言うんです。
(原作本のメディアを使う構図はなんか『3年A組』と似てると思いませんか)
警察は警察で、もちろん事件解決を目指して作戦を画策。事件を生中継しているマスメディアに秘密裏に協力を要請。
事件現場の上空に飛ぶ取材ヘリからの映像を密かに録画映像に切り替えて、中継映像から周辺を警戒している犯人に気づかれないようにして接近を図るんです。
そうした中、娘を殺した不良グループは見つけ出されて、人質にとっている高校のグランドまで運ばれていきます。
ただ、実は見つけたグループたち自体が、不良グループの仲間。自作自演をして、身代金をそのまま強奪する計画を立てていたんです…。
そんな中、クラスメイトの粛清を行なっている主人公は…。あ、ここまで話すと原作本を読んでみたいと思った方に悪いので、この辺で説明は終えます。
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