「これがあなたのファイナルカットです」。かなりクサい台詞ですけど、復讐の鬼と化している亀梨なら決まっちゃうから不思議なもんです。どうもドラナビです。
『ファイナルカット』も早いものでもう来週で第6話!全10話だと考えると終盤戦に差し掛かるところ。今回は、これまでの放送回のネタバレ情報をもとに、持ち前の妄想力で最終回を予想してみました。個人的にはかなり切ない最終回を迎えるんじゃないかなと思っています…。※画像は公式サイトより引用しています。
『ファイナルカット』ネタバレ/お決まりのメディアと警察の癒着が発覚
『ファイナルカット』の最終回を予想の前に、まずは第5話のネタバレを振り返りましょう。12年前の女児殺害事件で過剰な報道により、母親・恭子を亡くした主人公・中村慶介。当時なぜニュースキャスターの百瀬が母親を犯人扱いしたのか、その理由が明らかになりました。
ネタバレすると、「現場から慶介の母親のハンカチが発見。そのハンカチから殺害された女児のDNAが付着していた」という情報を警察関係者から得た百瀬が「『ルミナスキッズ』の園長・恭子が犯人」という方針で報道したことが分かりました。
更にネタバレすると、第5話では信用金庫の過酷な労働実態を暴露する報道が行なわれました。しかし、その信用金庫は警察OBの天下り先。そのため、労働実態を暴露する放送を取りやめるように、警察幹部が百瀬に働きかけるなど、メディアと警察の癒着関係も明らかに…。
「メディアと警察幹部の癒着」というのは、この手のドラマでよくあるパターン。この辺りのネタバレ情報は妄想の参考になるため、だいぶ最終回の展開が見えてきました。
『ファイナルカット』ネタバレ予想/最終回はやむなく姉妹を公開処刑か
さて、これまでのネタバレ情報をもとに、最終回の展開を予想しますか。冒頭に述べたように、『ファイナルカット』の最終回は、かなり切ない展開を迎えると予想しています。これには理由があって、『ファイナルカット』の公式サイトに以下の文言があるからです。
母のための復讐×許されざる恋 メディア新時代に斬りこむ、切なくも痛快な復讐劇が幕を開ける。
気になるのが、「許されざる恋」そして「切なくも」という文言。なんだか、主人公そして私たち視聴者の胸を締めつけるような最終回を迎えそうな予感が漂うではありませんか…。
最終回ですが、12年前の女児殺害事件で、主人公・慶介の母親に疑惑の目を向けさせた黒幕として小河原姉妹の父・達夫が登場するのではないかと思っています。(なぜ、小河原姉妹の父親が黒幕として出るのか、その理由はこちらの記事で考察しています。)
母親を追い詰めた憎き相手が分かり、慶介は復讐のため達夫の人生を破滅させるファイナルカット(12年前の事件の真相の告白動画など)を世間に公表しようとすると思うんです。
マスコミに告白動画を公開して、自分がかつて味わった苦しみ、第5話で百瀬に言っていた“透明は檻”に入れさせるために…。
とは言え、慶介は事件の真相を知るために近づいた小河原姉妹に思いを寄せてしまっていた。そのため、達夫のファイナルカットを公開することで、2人の人生も破滅することを考え、復讐をやり遂げるべきか苦悩してしまう。
しかし、栗山演じる姉・雪子が慶介の苦しみを理解。「これは家族の罪である」と言って(恐らく雪子は父親からの命令で嘘の証言をしていたと思います。)主人公に告白動画を世間に公表するようお願いする。慶介は断腸の思いで達夫のファイナルカットを公開して……。
といった展開が最終回で起きるのではないでしょうか。もしこれが当たったていたら、かなり切なくないですか。
『ファイナルカット』ネタバレ予想/復讐系では切ない最終回が多い
ちなみに、所感ですけど『ファイナルカット』のような復讐系のドラマってなんだか切ない最終回を迎える印象があるんですよね。例えば、自分の好きな復讐系のドラマに生田斗真と小栗旬のダブル主演の『ウロボロス』という作品もその1つ。
大まかなストーリーをネタバレすると、幼い頃、養護施設で育ったイクオ(生田斗真)と竜哉(小栗旬)は、母親代わりで初恋相手でもあった施設の先生・結子を何者かに殺されてしまった過去を持っており、その犯人の正体を突き止めていくドラマ。
最終回の展開をちょっとネタバレをすると、犯人の正体も突き止めた2人は復讐を果たそうとするのですが、亡くなった結子先生の言葉を思い出して復讐をやめるんです。しかし、その後2人は……。とこれ以上は書きませんが、かなり切ない最終回を迎えました。
これまで観てきた復讐系ドラマの最終回が切ない展開が何となく多かったこともあり、『ファイナルカット』の最終回でも切ない展開を予想しました。「その予想、当たってなくね!」「こんな展開を迎えるんじゃない!?」といった意見があればどんどん教えて欲しいです!
配信後記『ファイナルカット』のメディア自虐がいい感じで好きです。
ネットニュースの記事でもあったのですが、印象操作を行なうテレビ局の裏側を描くなどその自虐ぷりがいい感じ好きですね。テレビ局に限ったことはないのですが、メディアの力は絶大過ぎて、例えばアメリカでは、フェイクニュースが原因で銃撃事件が発生しています。
そうしたメディア の負の部分を、メディアの巨人であるテレビがドラマにして扱うところがスゴイじゃないですか。
しかも、その放送元が関西テレビ。関西テレビと言えば、情報バラエティ『発掘!あるある大辞典』で不祥事を起こしたんですよね。
納豆ダイエットを紹介する際に、実際に行なっていない血液検査を行なっているように見せたり、ダイエット効果のビフォー・アフターを別人に差し替えて痩せるように見せたりとかなり大胆に不正を行なっていました。
この件で、関西テレビは、国から「次放送法に違反するようなことがあったら電波停止」というイエローカードを貰うことに。そんな、関西テレビがマスコミの裏側、メディアの偏向報道などを扱うドラマを放送する。なんか感慨深くなってしまいます。
▼『ファイナルカット』が好きにオススメしたい復讐系ドラマ。もっとスカッとするかも!?
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